2017年、秋冬。

2017年もあと1日で終わる。

使い古された感想かもしれないが、今年は本当にあっという間だった。迫る卒論の締め切りと共に絶望の一年の幕開けとなった1月から仕事の締め切りに追われた結果有給を取り消される憂き目にあった12月まで、あっという間に駆け抜けた一年だった。20余年生きてきてこれほど劇的な環境の変化は初めてだったと思う。学生と社会人の違い、覚悟したつもりではいたがいざ実際に社会人になってみるとそのギャップに驚かされ困惑させられる、そんな大きく変わった生活環境に順応するために用意された一年だったのではないか、と思う。来年はどんな一年が待っているのか今から楽しみであるそれはない楽しみではない働きたくない不労所得で生活したいお金が欲しい4000兆円だけ欲しい!

 

などとここまで書いてみたがアイドルオタクの人生の与太話になど誰も興味がないだろう。ましてやこのまま続けると鬱々しく仕事の愚痴を垂れ流してしまいそうだし。オタクは愚痴をインターネットに漏らすな、心の叫びはMIXに昇華してゆけ。只今の日付は2017/12/31、どうにかこの記事を今日中にアップしようと猛烈な勢いで打鍵(フリック入力)し続けているわけであるが、前回の記事では今年の夏を振り返ったことだし、今回は今年の秋冬をザザ~っと振り返ってゆきたい。

 

 

10/31 渡辺麻友 卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~

 

僕は渡辺麻友のことが好きか嫌いかで言えば、好きだ。嫌いではない。ただ積極的に好きだったかと言われると、そんなことはなかった。AKBのオタクだった時代、僕はシンプルにチームA至上主義者、さらに言えば、敬虔なる小嶋陽菜終身名誉神推しだったので、チームBの象徴であるまゆゆに対して興味を抱く機会が少なく、誤解を恐れずに言えば無関心だった。勿論「可愛い」とは思っていたし、そのアイドル性の高さについても認めていたつもりだ。ただ"何でもありのAKBですぜ"という歌詞にもあるように、たくさんのメンバーの個性と個性のぶつかり合いに手を替え品を替え運営主導で行われるサプライズによって巻き起こるダイナミズムを推進力に大きく成長してきたのがAKBだ。今でこそAKBは、"王道"のイメージが少なからずあるが、最初から王道アイドルグループとは見られていなかったと思う。10年代のアイドルブームの火付け役であり、その周辺にカウンターカルチャーとして色々なタイプのアイドルを従えアイドル戦国時代の盟主としてシーンを牽引してきた実績を残し頂点を極めた結果、その道が王道になっただけだ。そんなダイバーシティに富んだグループの中で、まゆゆの"正統派アイドル"というイメージは、僕の目にはいささか個が埋没しているように映っていた。まゆゆのことが好きな人はまゆゆの色々な一面を知っているだろうし僕もまゆゆが正統派アイドル一枚看板でここまでやってきたとは思っていない。でも、顔が可愛いにプラスアルファが欲しいよね~、そう勝手に思ったりしていた。では何故そんな僕がまゆゆの卒コンに行こうと思ったのかというと、久しぶりのAKB大箱コンサートだったというのもあるし、最後の神7の卒業を見届けたいという思いもあったし、TIFの名残で久しぶりにmasterpieceでよっしゃ行く悦びを思い出したから、でもある。そんな感じで、まゆゆに特別な思い入れを持って臨んだわけではないまゆゆ卒コンだったけど、中身は本当に素晴らしいものだった。「素晴らしい」の一言で済ませてしまうのはいささか陳腐かもしれないが、まゆゆがアイドルとして過ごした11年間に恥じぬコンサートだったと思う。これまでのまゆゆの歩みを振り返りつつもまゆゆの信じるアイドルの道を体現したようなセットリストが本当に良かった。必ずしも良いことばかりのアイドル人生ではなかったと思うけど、まゆゆの歩んだ道は正しかったんだと確信させてくれる、それだけの説得力を持った楽曲群、パフォーマンス、演出だった。言うことなしだった。個人的には、「完璧ぐ~のね」「呼び捨てファンタジー」「オネストマン 」「アボガドじゃね~し...」など、やって欲しいな~って思ってた曲をドンピシャでやってくれたのが本当に最高だった。そして、コンサートが終わりに向かうにつれてまゆゆがグループを卒業する実感が改めて湧いてきて、まゆゆがアイドルを辞める重み、まゆゆのこの11年間のアイドルとしての覚悟について考えさせられ、「あ~まゆゆ辞めないで...」という思いがドンドン増してきて、コンサート終了後オタクとお酒飲んだときにはジーンと熱く込み上げてくるものがあった。この気持ちはコンサートの後も今日この日まで日に日に大きくなり続け、ついに先ほど紅白の出番を迎えてしまった。今年の紅白のAKBの出番は、視聴者投票で選ばれた3楽曲をその場で発表し、その場でパフォーマンスをする、というものだった。結果はというと、11月のアンクレットが投票で1位になった。正しい人が正しく評価されて正しく送り出されていくのはこんなに良いものなんだなと、つくづく思った。まさか自分がこんなにまでまゆゆに対して名残惜しい気持ちになるとは思わなかったな。まゆゆ、辞めないで...

 

 

11/8 乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL! 東京ドーム公演 Day 2

 

俺はケヤカス。AKBから直に欅坂46に流れたオタクであり、秋元康の奴隷なのに乃木坂を経由することなく欅坂に流れた稀有なオタクだ。気恥ずかしながら欅坂に流れるまで乃木坂の現場に足を運んだことはなかった。初めて乃木坂のライブを見たのはTIF2017という体たらくだ。そんな俺が何故突然乃木坂東京ドームコンサートに行こうと思ったのか?これを言うと乃木カスに嫌われるかもしれないからあまり言いたくないが、簡単に言えば東京ドームのようなクソデカい箱でのコンサートは座席を問わずオタク歴を問わずとにかくエモくなれるからだ。まぁ、それは冗談として、欅坂を好きになって、同じ坂道繋がりで逆に乃木坂にも興味が向き、乃木坂のコンサートに行きたくなるのは、何ら不思議ではないだろう。東京ドーム新規だって、いるのだ。過激派の乃木カスに叩かれたくないから「きっかけ、クソエモい」とか「まいやん可愛すぎわろた笑」とかザコいことを言うのは心のうちに留めておくけど、僕自身とても楽しめたし、満足感は高いコンサートだった。あえて気を衒うということはせず、実直にグループが培ってきたキャリアを振り返る、そんなコンサートだったのではないか、と思う。語ってもボロが出るだけなのであとは黙っておこう。ついでに余談っちゃ余談だけど一つ。今現在ちょうど過渡期を迎えているグループの勢いを、メンバーからもオタクからもとても感じられたのが印象深い。2012年のAKB東京ドームコンサートに行ってたらこういう雰囲気だったのかな...と一生拭い去れないオタクコンプレックス(アケカスだったのにAKBの初東京ドームコンサートに足を運んでいない)が刺激されてしまったというここだけの話。

 

 

12/13 けやき坂46 ひらがな全国ツアー2017 FINAL! 幕張公演 Day 2

 

図らずも私の2017年オタク納めの現場となってしまったこのイベント。ひらがなけやきは、どうしてもグループ発足の経緯からか漢字欅と比較して評価されることが多い。比較される中でどう漢字欅と差別化を図っていくか、どう個性を際立たせていくか、その答えはメンバーたちもよく口にする"ハッピーオーラ"というキーワードに全てが集約されていると思うが、まさにそれをコンサートで見せつけられた形となった。ひらがなけやきのオリジナル曲はもちろんのこと、漢字欅から借りてきた曲たちもただコピーするだけじゃなく、その根底にひらがなけやきならではのポジティブな指向性を感じることができた。またもや気恥ずかしながらひらがなの単独コンサート参戦は初めてだったのだが、"ハッピーオーラ"以上に、ひらがな一期生のパフォーマンスからは"ひたむきさ"を感じた。長濱ねるを端に発して始まったひらがなけやき、その起源たる長濱ねるの離脱、そしてひらがな二期生加入。長濱ねるがいなくなってパワーダウンしたとは思われたくない、ほぼ一期生だけでのライブは今回が最後かもしれない、そんな想いがあったのかもしれない。ひらがな一期生からは「今という時間を大切に全力で駆け抜ける」ひたむきさを感じた。だからこそアンコールの二人セゾンは特にパフォーマンスが映えていたと思う。あとは、個別のメンバーの話になるけど、カゲが凄かった。世界には愛しかないのポエトリーパートの表現力、AM1:27のダンスの表現力、どれも凄まじかった。Re:Mindでもアレがアレしてアレだったしカゲはこの1ヶ月で一番印象が変わったメンバーかな。あと、手を繋いで帰ろうかのラストで齊藤京子と高本彩花がチューすると見せかけてチューしない...と見せかけてやっぱチューしたんだけど、それがめっちゃひらがなけやきっぽくて良いなぁ...ってなった。今年ひらがなけやきは、漢字欅に足りない部分を補完する形で、さらにそれだけに留まらず個々のメンバーの地力を上げグループとしてのシナジーを強めることで漢字欅と比較しての評価を上げるだけでなく、絶対的な存在感を増してきたと思う。ひらがなけやきの扱いが今後どうなっていくか、二期生をどう絡めていくかも含めて来年はますますひらがなけやきの時代になっていくのかな、とか思ったり。

 

 

 

 

以上、3件。

今年の夏の欅坂46全国ツアーファイナル以降に足を運んだ大きなイベントについてザザ~っと振り返ってみた。漢字欅専推しなのに漢字欅のイベントに全然行かなかったけど、それでも自分が普段追っていないグループの現場は新鮮な気持ちで楽しめるのが、いいよね。

 

 

漢字欅は、ライブを、しろー!!!!!!

 

 

駆け足で文章を書いたので後から加筆修正するかもだけどとりあえずここで一区切りってことで。

 

2018年、どうなることやら。哀しいかな、オタクを辞める理由が今のところないので、とりあえず突然辞めるってことはないだろうけど、それなりに良い一年にしていけたら良いな。

 

 

おしまい。